趣味の話とか日頃の話とか

アニメとかオーディオとか趣味とか日々の話を書きます

書評

此よりは荒野

此よりは荒野 読了。 あらすじ 19世紀末、アメリカ西部。近隣の村とともに家を襲われ、母と妹を亡くしたアラン・グリーンウッド。彼を助けた少女は言った。襲撃者は「不死者秘儀団」だと。炎に包まれる家を前に、アランは復讐を誓う。―それから3年。保安官の…

月色プラットホーム

月色プラットホーム 読了。 あらすじ 片田舎を走るローカル鉄道・志ノ崎電鉄には、 終電もとうに終わった深夜に、 彼岸の幽霊たちをこの世へ運んでいる「幽霊列車」が出るという……。そんな噂はこれっぽっちも信じていなかった高校生・園崎匠海だったが、 幼…

灼眼のシャナ 6巻

灼眼のシャナ 6巻 読了。 マージョリー編終了。なんてこったこの人はどんどん画力があがってる。1巻の時に比べて表情の表わし方やスピード感も増してるし、コマ割りも読みやすくなってるし。もう、いとうのいぢさんを超えてるんじゃないか。ここまで可愛い絵…

いつか天魔の黒ウサギ 2巻

いつか天魔の黒ウサギ 2巻 読了。 あらすじ “あの狂った魔女を飼うのなら―『月』の侵蝕に気を付けて”はじまりは、ひとつの『伝言』だった。死んだはずの日向から、月光へ宛てたメッセージ。それが届くと同時に、宮阪高校には紅い月が昇り、大兎たちの体を蝕…

原点回帰ウォーカーズ

原点回帰ウォーカーズ 読了。 あらすじ おかしな人間ばかりが通う私立脚伽坂学園には、当然のようにおかしな事件ばかりが起こる。そんな学園の平和を守るため、日々戦い続ける男・それが山崎章夫だ。ある時は失踪した天才音楽家の行方を追い、ある時は密室殺…

生徒会の四散

生徒会の四散 読了。 あらすじ 私立碧陽学園生徒会室―そこは、選ばれし者だけが入室を許される聖域にして楽園(かどうか最近微妙)。思わせぶりなタイトルでお届けする、長編第4巻。やっべ、ついに来ちゃった?ライトノベル的展開!会長がツチノコを探してみたり…

ラノベ部 2

ラノベ部 2 読了。 あらすじ 軽小説部―通称『ラノベ部』。そんな不思議な部に入部した物部文香。クラスメイト・藤倉暦や部長・浅羽美咲らとともに、本を読んだりお喋りしたり、たまには勉強もしてみたりといつまでも続きそうな毎日を過ごしていた。そんなあ…

カフーを待ちわびて

カフーを待ちわびて 読了沖縄の方言や繊細な風景描写、沖縄ならでの小道具(デイゴの木や沖縄料理など)が雰囲気を柔らかくしていて、かなり読みやすい。ゆっくりと盛り上がっていくのは、良かった。読了感は少しもどかしい上に優しい感じです。けれど、もう…

プリンセス・ビター・マイ・スウィート

プリンセス・ビター・マイ・スウィート 読了。 あらすじ 理由不明の家出を繰り返す美少女、チャチャはクラスメイトから「魔性の女」と呼ばれるいわくつきの高校生。そんなチャチャと小学生の頃から付き合いのある晴之は、ある日彼女のとんでもない秘密を知っ…

ばけらの! 2

ばけらの! 2 読了。 あらすじ 「ヒカルさん脱稿したのですってね。タイミングよかったですわ。旅行は再来週の予定ですの」 GA文庫編集部の邪な企み(『ばけらの!2』に水着の絵がほしい)により、急遽沖縄行きが決まったばけもの作家たち! 但し参加できるのは…

電波女と青春男 1巻

電波女と青春男 1巻 読了。 あらすじ 宇宙人が見守ると噂されるこの町で、俺の青春ポイント獲得ミッション(具体的には女子と甘酸っぱい高校ライフ大作戦)はスタートした。「地球は狙われている」らしい。同居する布団ぐるぐる電波女・藤和エリオからの引用…

かぐや魔王式 1巻

かぐや魔王式 1巻 読了。 あらすじ 錦織貴は成績優秀、運動神経抜群、好感度・人望ともに言うことなしの爽やか男子である。…あくまで、見た目は。その腹の内は、人々の賞賛を集めるためならばどんな努力も惜しまず、人気を取るため睡眠をも削り、学校の頂点…

カクレヒメ 2 

カクレヒメ 2 読了。 あらすじ 五感の一つが暴走してしまう謎の現象―“感覚拡大症”に苦しむ子供たちを保護する「時任病院・第八号棟」。拡大症患者でありながら、唯一通院することを認められた瀬畑明珠は、施設の中に八年間とじこもり続ける“隠れ身の姫”こと…

文学少女シリーズ

本を食べてしまうほど、本が好きな遠子先輩と元作家の井上心葉が織りなす、青春ビターストーリー。ミスリードと、直喩的、比喩的を上手く使い分けた心理描写は圧倒的。“文学少女”と死にたがりの道化 (ファミ通文庫)作者: 野村美月,竹岡美穂出版社/メーカー: …

半分の月がのぼる空シリーズ

いきなり入院した。僕にとってはちょっと早い冬休みみたいなもんだ。病院には同い年の里香って子がいた。彼女はわがままだった。まるで王女さまのようだった。でも、そんな里香のわがままは必然だったんだ…。里香は時々、黙り込む。砲台山をじっと見つめてい…