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原点回帰ウォーカーズ

原点回帰ウォーカーズ 読了。
あらすじ
おかしな人間ばかりが通う私立脚伽坂学園には、当然のようにおかしな事件ばかりが起こる。そんな学園の平和を守るため、日々戦い続ける男・それが山崎章夫だ。ある時は失踪した天才音楽家の行方を追い、ある時は密室殺人の謎に挑み、またある時は突然美女と化した同級生の秘密に迫り、そしてことごとく“命を落とす”。そう、これらはすべて『彼ら』の陰謀なのだ!章夫の幼なじみであるアキラは、なんとか章夫の“結末”を変えるべく、学園の三奇人と共に『彼ら』に立ち向かうのだが―。ツッコんだら負けの、“運命ねじ曲げ系”奇天烈学園ファンタジー。

「プリンセス・ビター・マイ・スウィート」が想像を上回る良作だったため作者買い。なんか、微妙でした。十哲のせいでキャラが増えすぎて、一人一人の掘り下げが足りない。けれど、メイン二人と三奇人の描写やキャラ立て、背景はしっかりしていた。特に、メイン二人の関係性は、あの少ない描写の中でもしっかり心に来るものがあった。この作者はやっぱり少ない登場人物の物語の方が上手いんだろうな。まぁ、次の作品に期待。

原点回帰ウォーカーズ (MF文庫J)

原点回帰ウォーカーズ (MF文庫J)