狼と香辛料 Ⅹ 読了。
あらすじ
ケルーベでの騒動の後、ロレンスたちが向かったのは、海を渡った島国のウィンフィール王国。目的地は、『狼の骨』を持つというブロンデル大修道院だ。王国に着いたロレンスたちは、羊毛取引で富裕なはずの修道院が経済的危機に陥っていると耳にする。しかも、世界最強と名高い経済同盟・ルウィック同盟が、修道院の土地を狙って王国に進出してきたという。不穏な情勢の中、ロレンスたちは修道院へ近づく足がかりを作るため、同盟の一員である商人ピアスキーに協力を依頼することになるのだが―?絶好調の新感覚ファンタジー第10弾、舞台はウィンフィール王国へ。
変わらず高レベルを維持してます。ニヤニヤできるシーンもあるし、物語としての山場もある。全然悪くないんだけど、もう一つ欲しいと思ってしまうのは、贅沢だろうか。やっぱり、ある程度決まった展開でずっと続いているので若干空きが来てます。経済を上手く絡めたいい小説なんだけど、10巻も続くとねぇ・・・けれど、202項なんだけどキスしてんの?抱きしめてるだけなの?気になります。
- 作者: 支倉凍砂,文倉十
- 出版社/メーカー: アスキーメディアワークス
- 発売日: 2009/02
- メディア: 文庫
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