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趣味の話とか日頃の話とか

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雪蟷螂

書評 ライトノベル ★★★★

雪蟷螂 読了。
あらすじ
涙も凍る冬の山脈に雪蟷螂の女が起つ。この婚礼に永遠の祝福を—。長きにわたって氷血戦争を続けていたフェルビエ族とミルデ族。その戦に終止符を打つため、ひとつの約束がなされた。それは、想い人を喰らう“雪蟷螂”とも言われるフェルビエ族の女族長アルテシアと、永遠生を信仰する敵族ミルデ族長オウガとの政略結婚だった。しかし、その約束の儀は、世代を超えて交錯する人々の想いにより阻まれる。果たして、山脈の地に平和は訪れるのか。そして、極寒の地に舞う恋の行方は…。『ミミズクと夜の王』『MAMA』に続く“人喰い物語”最終譚。

凄かった。他のサイトを見たところ、今までの三作品の中で一番人気が無いようだけど、一番好きです。やっぱり、より普通に近い話の方が好きみたいです。といっても、三作品の中でということであって、実際は普通の話でもなんでもないんだけど。けれど、ファンタジーを書くのが上手いですね。そして、構成力もピカイチだと思います。終着点は、プロローグの時点で解かってしまうのだけれど、メイン二人以外の人々の物語を描くことで、話に入りやすくすることに加えて、メイン二人の話をよりいっそう盛り上げている。1年に一冊のペースですが、それが遅いと感じさせないほどの出来で来年の新しい物語にも期待。

雪蟷螂 (電撃文庫)
雪蟷螂 (電撃文庫)紅玉 いづき

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おすすめ平均 star
star残念!!
star寒々しい雪景色を溶かすような激しい想い

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