ななせ、森ちゃん、反町くんがメインなのだけれど、“文学少女”はやっぱり脇役として登場する心葉た遠子先輩の物語ですね。
本編を別の視点で見るようなシーンがたびたび出てきては、胸が締め付けられます。
遠子先輩の心情が本編では、あまり描かれておらず、それをこの巻で垣間見えたのは、良かった。
これだけでも十分だけど、これを読む事によって本編がより素晴らしいものになると思う。
- 作者: 野村美月,竹岡美穂
- 出版社/メーカー: エンターブレイン
- 発売日: 2009/08/29
- メディア: 文庫
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