秋期限定栗きんとん事件 読了。
あらすじ
あの日の放課後、手紙で呼び出されて以降、ぼくの幸せな高校生活は始まった。学校中を二人で巡った文化祭。夜風がちょっと寒かったクリスマス。お正月には揃って初詣。ぼくに「小さな誤解でやきもち焼いて口げんか」みたいな日が来るとは、実際、まるで思っていなかったのだ。―それなのに、小鳩君は機会があれば彼女そっちのけで謎解きを繰り広げてしまい…シリーズ第三弾。
黒い。こんなにも黒かったっけ、小佐内さん。「あなたがわたしの、シロップなのよ」や「あげるわ、思い出にね」のシーンでは、心の底がギュッとしまりました。こえぇ〜って。「この子、他愛ないなって」では、ショックでした。こええぇぇ〜〜って・小鳩君のいつもの探偵っぷりはおもしろかった。相変わらず、小市民への道のりは険しいようでした。なんだかんだで一番シリーズで好きです。コンビが再結成され、やっぱりこのコンビでなければと思いました。しかし関係も若干変わってはきているようで、最終章に期待。
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