結婚式・新婚旅行までの道のり10 入籍・引越し編
最近は、入籍してから結婚式をする人が多いらしい。
入籍して同棲してしまえば結婚式の準備も楽だし。
入籍しなくてもとりあえず同棲とかそういう考えの人もいるが、そこは人それぞれだ。
入籍するためには何をすればいいか、というと「婚姻届」を役所に出せばいい。
紙ぺら一枚でいいのだ。
自分の戸籍がない場所でするためには、戸籍謄本も必要になる。
私はどちらの本籍地でもない場所での提出だったので、どちらも戸籍謄本を準備しなければいけなかった。
なので提出したのは、「婚姻届」と「夫の戸籍謄本」と「妻の戸籍謄本」だ。
「婚姻届」の内容は最初は戸惑う。
書く内容は以下のような感じ。
届出日:提出日。365日いつでも大丈夫だ。土日は臨時窓口がひらく。
氏名:自分の名前。旧姓で書くのに注意。
住所:先に同棲してようがなんだろうが、住民票の住所。
本籍:本籍地。戸籍謄本通りに。
父母の氏名と続柄:両親のこと。
婚姻後の新しい苗字:どちらの苗字にするか決める欄。
新しい本籍地:婚姻後の本籍地。日本中のどこでもいい。やりたければ、富士山のてっぺんでもOKだが、いざっていう時に書類を取りに行くのが大変。皇居とかにする人も多くいるらしい。
同居を始めた時:結婚式の日もしくは同居を始めた時。
夫婦の職業:職業の分類。
届出人署名欄:旧姓で自分たちの名前と印鑑。
連絡先:日中の連絡先。不備があった時など連絡してくれる。
証人:証人者2名。成人してれば誰でもいい。父と母でもオッケー。私は証人は両家の父にした。
こんなもんだ。
注意点は下記だ。
・とにかく旧姓
・届出人のハンコと証人のハンコは別。(届出人と証人が同じハンコ使ってたらおかしい)
・捨て印を忘れずに
私は日曜に出したかったので、臨時窓口で出した。
臨時窓口の人は受け取るだけなので、不備があった場合は月曜の修正・受け取りになり、日曜日に入籍したかったのにできないという事態を招きかねない。
そのため事前に平日に窓口に行き、2度確認をしてもらった後に提出した。
微妙に証人の住所が住民票と違う、とかそこらへんはスルーしてもらえる。証人欄の確認は結構甘い。
ただ、本籍などは間違えは引っかかる恐れがあるので注意したい。大抵のことは役所の方も直してくれるらしいけれど。そのための捨て印だし。
ともかく2度のチェックが良かったのか、月曜に連絡がくることもなく、無事に日曜に入籍できたようだ。(ようだというのは、別にできましたよ! という連絡が来ないためだ)
ちなみに「婚姻届」は必要項目が書いてあれば、何でもいいらしい。市役所まで取りに行かなくてもゼクシィに付いているのでもいいし、中にはパティシエがチョコで書いたとかいう話も聞いた。意外と適当である。
出した感想は、日曜なのに意外と人がいるなーと思ったのと、そんなに実感湧かないなー、というものだった。
入籍したら、そのタイミングで引越しもするかもしれない。
私は荷物の搬送は、事情がありそんなに大変じゃなかった。大抵の人はここも大変なのだろう。
しかし苗字が変わり引越しをした妻には沢山の手続きが待っていた。
ざっと下記だ。
私は、社内手続きだけ。
転出届
転入届
社内手続き
クレジットカードの名前変更
運転免許の名前変更
銀行口座の名前変更
パスポート書き換え
携帯の名前変更
保険の名前変更
印鑑作成(実印)
印鑑登録
とりあえず、転出届と転入届で住所を変更し、免許書かパスポートで自分の身分証明ができるものを作らないと何も始まらないので、そこからスタートだ。
作業自体はそんなにないが、平日しかできないものが多いので意外と面倒くさい。
ぜひ、苗字が変わる人は頑張って欲しい。