いつか天魔の黒ウサギ 2巻 読了。
あらすじ
“あの狂った魔女を飼うのなら―『月』の侵蝕に気を付けて”はじまりは、ひとつの『伝言』だった。死んだはずの日向から、月光へ宛てたメッセージ。それが届くと同時に、宮阪高校には紅い月が昇り、大兎たちの体を蝕む紅い雨が降りそそぐ。『伝言』は何かの罠なのか、それとも…。全てが謎のまま、ヒメアの身にもまた変化が起きようとしていた―。「大兎、見ないで。…こんな汚れた私を」大兎は、9年前と同じ過ちを繰り返してしまうのか?“絶対に君を独りにしない ”と誓う、学園リバース・ファンタジー。
う〜〜ん、なんとも感想がたてにくい。おもしろくないわけじゃないんだけど、おもしろいともいいがたいような。一巻ほどの疾走感も無くて次への繋ぎかなって感じ。大兎が自分の不甲斐無さを感じるシーンやそれを意識してどうにかしてヒメアを呼び覚ますシーンとか山場とわかるシーンは、あるんだけどイマイチ乗れなかった。地の文が若干合わないのかも。最初の修羅場のシーンは笑いどころというのは、解かるしおもしろいんだけどあまり笑えなかったり。次、どうしよう。
いつか天魔の黒ウサギ2 《月》が昇る昼休み (富士見ファンタジア文庫)
- 作者: 鏡貴也,榎宮祐
- 出版社/メーカー: 富士見書房
- 発売日: 2009/01/20
- メディア: 文庫
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