カフーを待ちわびて

カフーを待ちわびて　読了

沖縄の方言や繊細な風景描写、沖縄ならでの小道具（デイゴの木や沖縄料理など）が雰囲気を柔らかくしていて、かなり読みやすい。ゆっくりと盛り上がっていくのは、良かった。読了感は少しもどかしい上に優しい感じです。けれど、もう何ページか多かったらなぁって思います。思ったことは、登場人物の描写がもう少し欲しかったです。なんだかんだ書きましたが、主人公二人の告白のシーンはかなり切なくて、それでいて綺麗なのでおススメです。

カフーを待ちわびて (宝島社文庫)